どうもSNAKEです。
最近はプライベートが多忙過ぎてブログどころではなかったのですが、VITとVIGの比較を定期的にしていき良いタイミングで購入してみたいという欲望から久しぶりに記事にしてみました。
Contents
最近のVTIとVIGについてまとめてみました
前回の記事はこちら
比較記事はこちら
最近の比較
前回の記事を書いたタイミングからのチャートで比較しようと思います。
ぶっちゃけもっと差が出ると思っていましたが殆ど同じパフォーマンスを発揮しました。
一応今年最初からのチャートを確認してみると
VIGの方が下落幅が小さいことは確認されます。
おおよそチャートが同じ形を取るのは様式美みたいなものですが今後リセッション突入した際などにどうなるかは楽しみなポイントであります。
個人的な感想
米国の金利上昇によってメタやネットフリックス等一部大きく下げている部分もあり正直もっとVIG優位の結果となると予想していましたが、蓋を開けてみるとそうでもありませんでした。
こうして比較すると本当に両ETFの値動きが均衡しており、どちらを保有しても大きな差が無いことが分かります。
私個人として一番の差が出ると考えている部分が分配金であり、前年度両ETFとも増配をしっかりとこなしていますが増配率ではVIGの優位性があります。
投資目的と出口戦略
現在私はVTIを毎月少しずつ購入していますが投資目的と出口戦略そして少しVIGについて書いていこうと思います。
セミリタイアを見越して投資するとして
私の場合はとりあえず米国株の個別銘柄へ投資していちいち精査するのが面倒になってVTIの積立をしたという感じです。
投資する目的は人それぞれであると思いますが、例えば仮にこれらのETFを軸にセミリタイアをするならばおそらく4%ルールで取り崩しが主流だと思います。
トリニティスタディには4%ルールで取り崩すならば多くの場合で株式オンリーでも30年資産が枯渇しない可能性が殆であるというデータがありますが、3%で取り崩すとなると30年間100%で資産が残るということでかなりの安全性があります。
現在この方法でセミリタイアをしている人がどれほどいるのか、私が実際に仲良くしている人の中だといない状況です。
余談ではありますが私の考えとしてセミリタイア時に4%ルールで取り崩すことはあまりしたくないという考えです。
実際に
リタイアしたときの生活費 < 積み上げたインデックスの総額の4%
という状況でも
①資産を取り崩すという精神面的問題
②インフレによる物価上昇に伴う生活水準の低下のリスク
③売却益に課税される部分の実質的な減収リスク
以上のことからなるべく配当(分配金)による生活をしていきたいという考えを持っております。
私が実際にセミリタイアを目指すならば
この直近ではVIGの方が分配金の安定性があるため本格的にセミリタイアを目指すのならば
VTIの積立を辞めてVIGの積立を開始(約40%)
高配当銘柄・ETFへ大部分を投資(50%程度)
少額をQYLD等のリスク承知での超高配当ETFへ投資(全体の7~8%程度)
といった感じにすると思います。
VTIの方が過去のデータであればパフォーマンスに優れるため取り崩しをするにおいて優位だと予想されますがここ最近の分配金が微妙であることから両方持っておいた方が精神面で楽な気がします。