どうもSNAKEです。
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先日公開したVTIとVIGの比較記事をもう少し考えて感じた最近の米国市場の歪を確認してみます。
前回の続編的(番外編かも)な立ち位置で今回の記事を書いてみました。
VTIとVIGの比較記事はこちら
今回の記事は
・前回の記事を書いたときとは少し異なる部分についての考察
・VTIを定期積立している私が今後VIGを購入するのか
メインはこの二つになります。
タイトルが重く感じるかもしれませんが緩い気持ちで書いたので肩の力を抜いて読んでもらえたらと思います。
VTIとVIGのこれまでのパフォーマンスを考えてみた
前回のブログではチャートの部分でパフォーマンスについてはVTIの優位性をお伝えしたと思います。
これはチャートを見てみると客観的には殆ど正しいと思いますが、今回は着眼点を変えてみてパフォーマンス以外のことを考えてみました!!
2006年からのチャートから考えてみる
今回はVIGの設立された2006年からの比較チャートだけを考えてみました。
2014年以降はVTIの優位性が確認されます、しかし2009年から2014年だと若干VIGの優位が分かります。
このことを踏まえると
・10年以上連続増配を達成した企業で構成されるVIGでも優位な相場はあること
・VTIの構成比率の高い銘柄の株高によって最近はVTIの優位性があること
この2点は客観的にチャートから判断されます。
また2006年からの短い歴史でも最近の両ETFのパフォーマンスの差は過去最大に
経済の循環性、今後の相場の関係性は誰にも予測されませんが
今後この差が広がり続けるかと言うと少し自信がありません。長い未来で考えるとこの差が縮まり逆転することも十分にあるのではないかというのが私の意見です。
またコロナショックでも減配をしなかったというVIGの性質から分配金目当てでの投資の場合ではより安定性の高い可能性があります。
私が今後VIGを購入するのか
結論から申し上げますと購入する予定です。
上で書いた通りVTIとVIGは若干のばらつきがあるものの殆ど似たり寄ったりのチャートを描いております。
そのため長期で積立しているVTIの時間を味方につけて、VTIのパフォーマンスが悪いときにスポットでの購入
こういった方法でVIGの購入をするつもりです。
株価はVTI≒VIGであるために十分に有効な手立てだと思います。
・VIGの株価を確認する必要性が無いこと
・分配利回りは悪いが安定した分配金があること
この二つのメリットを享受できることは大きいと私は考えています。
保有するVTIとVIGの比率の目途は立てていませんが、ポートフォリオが米国株の傾き過ぎないように注意はするかもしれません。
まとめ
前回のVTIとVIGの比較記事とは少し違う着眼点から考えてみました。
現在の両ETFの差はVIG設立から過去最大に大きくなっています。
パフォーマンスの似た両ETFでこの15年で考えると異常なほどのため今現在で両方に投資した場合もしかしたら逆転するかもしれません。
それ程GAFAM、TSLA、NFLXを始めとするグロース銘柄の強さが現在の米国市場を物語っていると言えます。
投資は基本的に分散・長期投資をすることで安定したパフォーマンスが実現されますが、少しこういった攻めた考えをしてみるのも楽しいものです。
投資以外にも楽しみたいですが投資も楽しめたらもっと得ですよね。
今後も様々な観点から客観的に考えてみてこのようにブログにて発信していこうと思います。
それではまた!!