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実は日本産?? イソジンの原料であるヨウ素について

 

こんにちはSNAKEです。

今日の記事は世間を騒がしているイソジンの原料でもあるヨウ素についてまとめました。

実はこのヨウ素とても素晴らしい物質であることをご存じですか??

しかも日本が資源国??

この記事ではこのヨウ素についてまとめてみました。

 

ヨウ素とは

周期表の上から5行目で右から2列番目(ハロゲン)に位置するIというアルファベットが今回紹介するヨウ素です。

ちなみにこの I は元素記号といい、原子を区別するために用います。

ヨウ素の見た目は黒の強い紫の個体で昇華(煙がでて飛んでいく)する性質を持ちこのとき紫色の煙を出します。

ちなみにギリシャ語で紫を意味するiodoが名前の由来となります。

小学校の理科の実験ででんぷんと反応させた実験をした方もいると思いますがこの他にも様々な反応を起こし、工業的に無くてはならない貴重な存在となります。

海水に微量に含まれており生物濃縮することによって海藻に多く含まれています。

ヨウ素は分子状態ではI2となり酸化力があります。この分子を用いて他のヨウ化物の合成に用いられる場合もあるようです。

性質として水には溶けずアルコールやヨウ化カリウム水溶液によく溶ける性質を持ちます(試験に出ることあります笑)。

このヨウ素は身の回りで様々な使用用途があり、最近話題であるイソジンの原料やレントゲンの造影剤、工業用への使用など活躍の場面は多いです。

私自身学生時代や社会人になってからヨウ素にお世話になっていて頭の上がらない存在ですね。

 

またヨウ素は人体にも必要な成分でもあります!!

ヨウ素が欠乏した場合甲状腺の能力に異常が出たり腫れを起こす可能性があります。

しかしながら殆どの日本人は心配する必要性がありません。

なぜなら私たち日本人は普段の食事で十分に賄えているからです。

ヨウ素は海藻類や魚介類をに多く含まれており、これらの海洋資源に恵まれた日本ではヨウ素の欠乏を心配する必要性はあまり無いと思います。

外国の場合このヨウ素欠乏症を防ぐ為に食塩にヨウ素が含有されている場合もあります。

特に海が無い国ではヨウ素の欠乏症を発症する人がいるため要素を支援するケースがあるみたいです。

それではこのヨウ素どこでどうやって作られているのでしょうか??

 

ヨウ素の産出国

世界のヨウ素産出国を大まかに分類しますと

1位・・・・チリ 65%

2位・・・・日本 30%

3位・・・・アメリカ 5%

その他 5%

このようになります。

まさかの2位に日本が入っていて驚きですね!!

でもこのヨウ素殆どの方はなじみが無いと思います。

なぜなら日本中どこでも取れるわけでは無く

7割以上が千葉県でしかも東部に集中しているからです。

まさか夢の国がある千葉県にこんなものが眠っていたなんて驚きです笑

ではヨウ素は千葉県などにあることは分かりましたがどこにあるのでしょうか??

 

答えは

地中になります!!

場所にもよりますが地下深くで水に溶けているみたいです。

地中の中でヨウ化ナトリウムという物質で存在し、このヨウ化ナトリウムからヨウ素が作られる仕組みです。

資源に乏しい日本にこんな隠れた資源があったとは驚きですね!!

けれどもヨウ素が日本で取れるからと言ってイソジンの爆買いはだめですよ?笑

爆買いをしても誰も得をしないと思うからです。

 

まとめ

今話題になっているイソジンの原料であるヨウ素のすばらしさはまだまだこんなものではありません。

今回はそんなヨウ素の一部分を紹介させていただきました。

ヨウ素のすばらしさを少しでも知っていただけたら幸栄です。

定期的に化学ネタも書いていきますのでよろしければ読んでもらえると嬉しいです。