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VTIを積立するという選択肢について詳しく解説します 

どうもSNAKEです。

今回はVTIの積立についてのあれこれ解説していきます。

最初に結論を言わせてもらうとVTIの積立は米国株投資の初心者の方から上級者の方までどなたにもおすすめできると言っても過言で無いでしょう。

この記事を観て頂いた方にVTIの積立についての知識を付けてもらいたいと思います。

そもそもVTIとは何?

という方はこちらの記事を参考にしてください。

VTI 米国株殆ど網羅する万能型ETF 私の主力ETFであるVTIについてまとめてみました。 一緒にVTIの積立をしている方が増えたら嬉しいです。 VTIとは ...

米国株投資家誰にでもおすすめできる理由

VTIは全米殆どの株式をカバーできるインデックス商品です。

これ一つで米国企業4000社近くの株式に分散投資できることから投資のメインに添えることができるためVTIだけ毎月購入すれば後は何もしないで他のことをしても十分な投資家になれます。


過去の暴落を見事に乗り切っており気持ちいほどの右肩上がりを描いています。

例えば昨年のコロナショックの際に米国は多額の資金をつぎ込み株価の維持に努め上げました。その結果経済回復の兆しが見えたとたんに今度は一転株価が上昇し続け連日のように歴代最高の株価指数の更新を連発しています。

このように米国の株価への対応が右肩上がりをアシストしている背景もあります。

VTIにはこの米国上場企業の殆どを網羅している強みがあります。

これにはSP500に連動するETF、投資信託にも当てはまりますがVTIの場合はSP500に含まれない企業の成長分も少なくとも享受することが可能であります。

 

SP500連動の商品と比較できるようにチャートを貼りましたが、両者ともに殆ど同じチャートを描いておりトータルリターンの差が小さいため正直ここまで似ていると好みの問題になって来るでしょう。

したがってSP500に連動する商品の購入でも問題は無いと言えます。

株式投資についての補足

歴史的なパフォーマンスから言って資産を全額貯金するくらいならば一部を投資する方が期待値は圧倒的になります。

ちなみに貯金が安全かというと必ずしもそうとは言い切れず

例えば100万円貯金をしていてもずっと100万円のままですが、世の中の物価上昇(インフレ)でいままで100万円で買えていたものが110万円になると間接的に現金100万円の価値は下がってしまいます。

債券・株式は現金に比べインフレに強く物価上昇に伴ってそれぞれの価格が上昇しやすいです。

ちなみにインフレの逆のデフレには弱くそれぞれの価格が下落しやすくなるので注意が必要です。

 

基本的にリスクの大きさは

株式>債券>現金 の順となります

 

VTIへの投資方法

VTIへの投資方法は大きく分けて2種類あります。

2種類とも良い点もあれば悪い点もあるので良く考えて投資して貰えればと思います。

VTI(ETF)の購入

一つ目がETFでの購入です。

国内証券会社の多くで取り扱いされておりドル建てでの購入となります。

ドル建てでの購入となるとハードルが上がると思われますが簡単に購入できるので調べれば簡単です。

投資信託の購入

国内投資信託ですと以下の2つがあります。

① 楽天・全米株式インデックス・ファンド

② SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

この2つならば投資信託としての購入が可能となります。ETFと異なり円建てでの購入や金額指定しての定額購入が可能であったり柔軟に投資できる強みがあります。

積立メリット・デメリット

メリットデメリットについて解説します。

メリット

まずは大事なメリットからです。

複数の項目に分けましたがメリット同士が似てします部分があるのでご了承ください。

圧倒的なリターン

何といっても米国株のリターンが素晴らしいことが何よりのメリットです。見事に右肩上がりのチャートを描いており、10年平均リターンは驚愕の13.79%を誇っています。(vanguard公式より引用)

個別銘柄でここまでのリターンを上げることはなかなか難しいのではないでしょうか。

少なくとも私には無理ですね。笑

長期での積立をすることで福利の力が働き膨大なリターンとなって帰って来ることでしょう。

ちなみにVTIと同じバンガード社のETFで米国以外への全世界株式投資できるVXUSがありますので比較用にチャートをご覧ください

一目瞭然の差がついているのが分かると思います。

正直ここ最近の米国株の過熱感・割高感は正直行き過ぎだと思います。

今後同様に米国株が伸び続けるかと言われたら定かでございませんがこの10年では米国が優位でした。特定の国では米国株以上の上昇をする国があるかもしれませんが

米国は今後も人口増が期待されており最新のテクノロジーなども常に生まれ続けているため伸び続ける国の一つであると思っても良いでしょう。

幅広い分散力

何といっても米国4000社近くの企業に幅広く分散投資しているのは素晴らしいことです。

投資の基本は何といっても分散です。見かけ上素晴らしい企業でも粉飾決算をしているニュースをよく見ますがこういう企業に集中投資しているとえらい目に合うでしょう。

VTIの分散力ならばこういったリスクを最小限に留めることが可能となります。

また米国は株主還元が活発であり、株価や配当への考えが積極的です。この米国の株式を総括していることに強い意味があるでしょう。

正直これだけの分散が効いていればリスクは低いですし、十分すぎる分散力であると言えます。

このためVTIのみを毎月積立し投資を済ますという選択肢は十分にありでしょう。

もちろん高配当や優待を始めとする個別銘柄への投資に励んだり、他の株式インデックス・債券・不動産に投資することもありだと思います。

手間が掛からない

これはインデックス投資に通じる部分がありますが

一度自動購入の設定をしてあとは証券口座に資金を入れておけば自動で買付してくれます。

例えば個別銘柄に投資したいけど企業分析する時間が無い方もVTIの積立をしつつ良いタイミングで個別銘柄に投資するなどすれば、安定したリターンを実現しつつも個別銘柄で大きなリターンに挑戦なども可能です。

このように手間が掛からないことで柔軟な投資が実現できますし

手間をかけずに投資できる強みは素晴らしくプライベートの充実ができますし、短期トレードのように相場に張り付かないでよいメリットが大きいです。

低い経費率

VTIの経費率はなんと0.03%とかなり低い経費率となります。

これだけ低い経費率のETFなどは殆ど無いため高いパフォーマンスの裏返しとなることでしょう。

高い経費率(信託報酬)で高いパフォーマンスなら当たり前だと感じますが安い経費率で高いパフォーマンスはお得だと思います。

投資信託において1%を超す信託報酬はざらにありますがこれらの投資信託で長期においてVTIのパフォーマンスを超えるものは殆ど無いでしょう。

デメリット

VTIは自体はETFですが、ここではVTIに投資する国内投資信託と分けてデメリットを上げます。

購入金額が一定でない(ETFの場合)

ETFでの購入の場合ですとどうしても買いたい金額での購入が出来なくなります。これはETFの構造上の問題となります。

今後も米国株価が上昇し続けるとVTIの価格もそれに伴って上昇するため購入金額が上昇します。

為替リスク

米国株への投資ということで為替リスクが発生します。取り崩しの際に円高に偏った場合評価額の減少リスクがどうしてもあります。これは外国株への投資の場合にはどうしても付きまとうリスクとなります。

為替リスクへの対応として日本企業への投資をしておくことも十分にありだと思います。

経費率がETFより少し高い(投資信託の場合)

これは投資信託の場合のデメリットですがETFでの投資に対してどうしても信託報酬が高くなります。

これはVTIに投資していることでかかる経費がかかるものなので仕方の無いことですが国内投資信託の信託報酬は

楽天・全米株式インデックス・ファンドが約0.162%

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド約0.0938%

とSBIの方が安い結果となっております。今後楽天が追従して安くなる可能性があるため一概にどちらが優れているかとは言い切れません。

また楽天・SBIともにクレジットカードでの積立が可能でありポイントを得ることも可能となります。

楽天カード

 

上で述べた通りVTIの経費率である0.03%と比較すると信託報酬は高いですね。

しかしながらETFと異なり円建てでの購入や金額指定しての定額購入が可能であったり柔軟に投資できる強みもあります。

 

つまらない

インデックス投資最大の敵は何といってもこれになります。

自動で積立して投資されるので自分で頑張る必要はありませんが、メリットであった手間が掛からないというのが悪さをして逆につまらない・飽きるといったことで途中で売却してしまうパターンが多いです。

これは最悪でインデックス投資は長期投資してこそ福利の力が発生し高いパフォーマンスが実現されるため短期での売却はおすすめしません。

一度決めたらとことんと積立をするのがインデックスの鉄則です!!

長く積立するならば毎月○万円のように定額で購入できる投資信託が良いかもしれません。

 

私の体験談

この記事を書いている私自身VTIの積立をして1年が経過しました。

私自身が特に何も努力することなく自動で積立しているだけでそこそこのパフォーマンスを発揮しており正直困惑しております。笑

昨年はコロナショックがあったことから株価が今より安い状態であったことも大きな要因でした。

今までは個別銘柄のみの投資でしたが分散が不十分なこともあり大きく資産が増える日もあれば、逆にそれ以上に資産が減る日もありしんどい思いをすることもありました。

もちろん個別銘柄にも良い点はかなりあります。

例えば大きく下げたときに集中投資をすればかなりのリターンを上げることもできます。

また日本株の場合株主優待などもあり嬉しいですよね。

ちなみに去年の個別銘柄への投資成績はVTIを上回り続けましたが今後もVTIより良い成績を個別銘柄で出すことができる自信はあまりありません。

詳しい体験談はこちらを参照してみてください

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まとめ VTIの積立に関しての解説

・パフォーマンスが高い

・素晴らしい分散力

・簡単に積立が可能

・最大の敵は飽きてしまうこと

大きく分けてこの4つになると思います。

投資はくれぐれも自己責任でおねがいします。

一緒にVTIの積立頑張りましょう!!