どうもSNAKEです。
先月に引き続きVTIとVIGの比較をしていこうかなと思います。
前回の記事はこちら
今回は直近1ヶ月のVTIとVIGの値動きについてまとめてみました。
最近は両社の比較を良くしています。
歴史的にかなり似たチャートを描いていた両ETFですが近年は差が開く一方です。
私の愛するこの二つのETFを比較してみた記事はこちら
最近1ヶ月の比較
早速チャートを見ていきましょう。
結論から言いますとVIG(オレンジ)が大きく劣った結果となった1ヶ月となりました。
VTIが結果的に±0%であったのに対しVIGが-2.5%位であったためかなりの差が出たと思います。
年初来でも比較してみますと
こちらもやはり大きく差が出ていると言えるでしょう。
経費率で不利な点がありますが配当の安定性はVIGがあるということを加味してもこの差は見過ごせないと思います。
主な要因の考察
この差の要因は簡単でこれまで何回か書いているようにVIGに採用されていない銘柄の差が大きな要因だと思っていましたが(マイクロソフトを除くGAFAMやテスラ、ネットフリックス等)、この1ヶ月で考えた場合これが当てはまらないと思います。
真っ先に思いついたのがJNJ(ジョンソンエンドジョンソン)の大きな下落です。
チャートを見て頂ければ分かりますが同銘柄はこの一月で8%の下落をしております。
製薬銘柄の場合少しでもネガティブなニュースが上がると健康被害を懸念され多大な損失の憶測により株価が大きく下がることがあるため(逆もしかり)私自身あまり投資しない業界ですが、VIGはこのJNJを3番目に多く構成されており構成比率は約3.5%以上になります。
配当がそこそこあり配当性向的にもどうにかなりそうなため長期投資で少し持つにはありかなと思いますが思いがけない下落には巻き込まれたくないためあまり多くは持たない方針です。
同様にV(ビザ)も5%程調整しました。
最近私がマルケタ(MQ)に注目しておりますがビザ(V)、マスターカード(MA)も素晴らしい銘柄と考えておりこういった下落したときにVIG同様にスポットで購入したいと考えていました。
今後米国株が調整局面を迎えたとすれば一定数購入しておくつもりです。
この他にはウォルマート、コムキャストも少し株価が調整しております。
おそらくですがこの4銘柄の下落がこの一ヶ月のVIGの弱い原因かなと思います。
今回この4銘柄しか確かめませんでしたがこの他の銘柄でも弱い銘柄があるかもしれません。
ちなみに米国株本日は大きく下落しそうですね。そろそろVIGを購入してみても面白いかもしれませんね!
まとめ
この1ヶ月のVTIとVIGの比較をしてみたらVIGが下回った結果となりました。
両ETFの近年の挙動を踏まえるとこれほどの差が開いたことは無かったため今後差が開くのか縮まるのかはかなり興味深いものがあると思っています。
私個人としてみれば次の調整局面に突入したときに結論が出るのではないかと思っています。
米国の利上げ、テーパリングによりどうなるのかある意味楽しみです。ドルを購入しておいたのでマルケタ、ビザそしてVIGに投資してみようかなというところでしょうか。
それではまた!!