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エネルギー系インフラ企業についての実体験 メリットデメリット!!

どうもSNAKEです。

今回は私の仕事についてばれない程度に紹介していこうと思います。

主にエネルギー系のインフラ業界に勤務していることのメリット・デメリットを紹介していきます。

基本的にここでのエネルギー系は電気・ガスを創造して貰えればよいです。

この記事をご覧の方はインフラ系に企業にどんなイメージをお持ちでしょうか?

実際に勤務している私の体験談を紹介していきます。

私の勤務先の体験談のためあまりあてにしすぎないで頂いたほうがよいです。

インフラ系の業務について

インフラ系企業の大まかな業務についてです。

私の場合エネルギー系のインフラ企業ということで24時間365日会社で勤務している人は誰かしらいます。

よく言われる3交代という感じですね。

1直(9~18時)、2直(17~2時)、3直(1~10時)の三交代ですが基本的に多くの人は1直で土日祝日が休みの勤務となります。

したがって私の勤務先の場合ですと1日の殆どの業務は1直の時間で終わりで2直、3直勤務の人はかなり少ないです。

実はイメージとは違うかもしれませんが一番の大口の顧客は一般市民では無く法人相手だったりします。もちろん行政相手にも仕事はしますし、一般市民の皆さんにも安定したエネルギーを供給する義務はあります。

大口だろうが小口だろうが関係なく社員皆安定した供給に余念がないのは本当に素晴らしいことだと働いていていつも感心します。

非常時には迅速な復旧をして人々の生活を守ることが何よりも大切だからです。

企業内の詳細な勤務実態について

基本的には供給するエネルギーの管理(保守管理)をする人とそれ以外で大きく勤務体系が変わってくると思います。

上で書いた通り基本的には1直で土日祝日が休みの場合が殆どで保守管理担当の部署だと2直、3直もあり休日も公休制度で出勤となります。

公休は決まった曜日が2連続でローテーションされていく感じで1年で曜日が大体1周するイメージです。

その他の部署は時間も9~18時の勤務で土日祝日が休みということもありプライベートの予定は立てやすいと思います。

保守管理の業務

保守管理の業務は基本的に各種設定値が正しいかの確認がメインです。

また設備の不調が無いかを定期的に決められた時間で点検するといったところでしょう。

ぶっちゃけ2直、3直の業務は殆ど何もしないで楽に給料が貰える美味しい仕事です(トラブルが起きたらとても大変です。)。

仕事自体は簡単ですが他の部署よりも拘束時間が長いことや休み、勤務時間がばらばらなのがネックです。

一般業務

保守管理以外はすべて一般業務扱いですが日常業務は保守管理より大変だと思います。

時間当たりの業務は保守担当の数倍あります。

災害・トラブル等の緊急時には基本的に一般業務担当も休みや業務外であっても呼び出しされる可能性があるので正直ひやひやしますね。

様々な部署がありますが、どの会社にもある総務、経理などから専門的な職場もあります。

どの部署もそれほど大変ではなく離職率は低めです。

 

企業体系

想像通りかもしれませんが簡単に企業体系を紹介していきます。

ビジネスのスキーム

日本のエネルギーが乏しいこともあり基本的にエネルギー源は海外からの輸入に頼らざるおません。

海外から輸入して、利益が乗る価格で顧客に売るといった感じで簡単に利益が出るビジネスモデルですが多くの利益が出しずらいのも事実です。

エネルギー自給率の低さを今後どうやって補うかという課題は国内企業の頑張り次第です。

各社様々の方法で再生可能エネルギーの導入に力を入れています。

こういった大きなプロジェクトに参画できる強みもこの業界ならではであると思います。

業界の安定度

企業としての安定度はすさまじいと断言できます。

一般市民を始めに、法人、行政と殆どの人が必要とするものがインフラであるためまず会社が不安定になることはありません。

そのおかげか周囲の人には羨ましがられますが

実際に働いていてもそれ程恩恵を感じにくいのも事実です。

安定しているゆえに個人で大きな成果が出なく、仕事が大変でも評価されにくい部分があります。

企業風土

かなりがちがちの年功序列で企業風土は古いです。

新しいことを取り入れる必要が無いためいつまでたっても企業体質は変わらないかもしれませんが、最近はこの傾向が見直されてきており今後は変革が訪れるかもしれません。

バリバリ仕事がしたい人特に若い人の場合つまらなくてやめてしまう人がいてもおかしくないかもしれません。

安定しているせいで平和ボケしていると感じる部分もあります。

しかし実際に働いている人はいい人が多く、一部の除いては基本的に仲良くなれます。

待遇面について

他社のことは詳しく分かりませんが私の勤務先の待遇面をアバウトに紹介していきます。

給与面

私の勤務先の場合は平均年収よりも少しだけ多いといったところでしょうか。

基本的に年功序列のため毎年昇給していきます。

特に保守管理の職場は公休ということで土日祝日の勤務や2直、3直勤務による手当があるため、簡単な仕事で比較的多めの給料が貰えます。

ちなみにエネルギー系インフラ企業は平均年収が高めのようです。

安定した収入が約束されているため安定志向の方にはうってつけと言えます。

福利厚生

給与以外にも福利厚生も良いかもしれません。

会社の保養所などは安く宿泊できますし(使う人は殆どいませんが)社員はいろいろと優遇されているように実際に勤務していて思います。

社食が格安で食べられ、夜勤の人へは割高の食事手当もあります。

働いていて感じること

実際に働いている私の様々な生の感想を紹介していきます。

メリット

最初にメリットの紹介していきます。

待遇の割に自由が多い

先ほど書いたように待遇は平均よりは上ですが仕事も自由なことが多いです。

一定のルーチンワークが終われば自分の裁量で仕事を進められたり、有給休暇もかなり取りやすいです。

仕事でストレスが少ない

基本的に仕事で数字を求められたりしないため何かを求められるとかはありません。

ミスなくこなせれば誰でもそれなりの待遇を得られます。

雰囲気が緩い

私の勤めている会社の場合ですがとにかく緩いです。

仕事中に筋トレしたり、夏はスイカ食べたりカブトムシ・クワガタを捕獲しております。笑

正直緩すぎるレベルですね!!

しかし何かトラブルがあった際はこの緩さが一転修羅場にもなります。

デメリット

続いてはデメリットを紹介していきます。

仕事を頑張っても評価に繋がらない

めちゃくちゃ年功序列のためいくら優秀でも一定の年齢で無いと一定の職位には就けません。

そのため本業は緩くこなしてプライベートを充実させたり、副業を頑張った方がトータルで得です。

優秀な人にとっては地獄かもしれない

一人一人の仕事の割り振りがアバウトな面があるため、優秀な人へ仕事が集中して地獄を見る人がいます、こういった人はもちろん出世をする可能性が高いですが正直出世をしても待遇面を踏まえるとメリットが薄いのも現状です。

仕事のやりがいが皆無

よく人の生活を支える仕事でやりがいがあるという意見はありますが

私の勤め先の場合そんな感じの人は正直皆無に等しいです。

それよりも人の生活を支えなければならないという義務があるのがプレッシャーになります。

仕事自体も達成感とかは基本的にありません。

ちなみに社内で新規の大型のプロジェクトに参画できるとこのデメリットは無く、かなりのハードワークを求められます。

資格を強制的に取得させられる

保守管理に必要な資格は強制的に取得させられます。

また資格を取得してもわずかな報奨金が出るだけで評価、待遇は殆ど変わりません。

そのためプライベートの時間を消費させられることを加味すると、実質の待遇は平均より下の場合も生じてくるかもしれません。

しかし多くの難関資格を保有しているとかなり出世の可能性が高いです。資格である程度の自分の価値を高めるという面、転職に有利ということを加味すると取得しておいた方が無難ともいえるでしょう。

プライベートの時間に呼び出しの可能性

災害・トラブルが発生したら休みだろうが呼び出しされます。こういった場合手当はかなり貰えますがプライベートが侵食されるのは厳しい部分であります。ちなみに呼び出しされたときはあとで良いことが起きることも多いです。

それだけ人々の生活を守ることの重要性が分かると思います。

その他いろいろ

ここからは思いついたいろいろなことを紹介していきます。

人間関係

基本的にかなり良好だと私は思います。

誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力が何より一番大切だと思っております。

ちなみに嫌われている人と仕事ができない人は窓際に飛ばされ、待遇面での上昇は平均以下となります。

どこもそうかもしれませんが、人に優しく、自分に厳しい人は出世します。

社内で大切なのはとにかくルールを守れる人です。

就職方法

基本的に新卒オンリーですが人が少ない年代には中途を募集します。

私の勤務先だと新卒・中途問わずに理系の資格があると圧倒的に有利です。

直接関係の無い資格でも理系の知識がある人がかなり歓迎されます。

そのため大卒以上だと理系が圧倒的に有利です。

最近の再エネへの投資案件などをカバーできる人材の場合簡単に中途でも入れる可能性はあります。

勤務地(エリア)が殆ど変わらない

基本的に勤務エリアはインフラを維持するエリア内での勤務となります。

エネルギー系のインフラの場合良くも悪くも地域密着です。

そのため都心で働きたいならば都心の管轄のインフラ企業に就職することが必要です。

地元で実家暮らしを目指して蓄財をしたい人は地元のエネルギー系のインフラ企業に就職すると良いかもしれません。

公務員に似ている部分が多い(気がする)

知人の公務員の話を聞いていると結構共感している部分が多いです。

公務員もインフラ系も人気が高いですが、もし公務員を目指している人はインフラ系に就活を並行して行うのも大いにありだと思います。

今後の変革について

昨今のカーボンニュートラルについてエネルギー系の企業には変革が求められています。

現在電気・ガス双方ともにCO2の排出はやむ負えない部分があるため、今後の変革は必須になると個人的に考えています。

私の勤務先でもカーボンニュートラル達成のために社内で検討チームが設立されて、予算も組まれ始めています。

こういったプロジェクトに参画できるといった面でもエネルギー系のインフラ企業に就職するメリットは大きいかもしれません。

IoT・DXも業務に取り入れられてきており、これまでのチャレンジしない風土は無くなってきており、積極的に変革がされてきているのを肌で感じています。

もしかしたら今までとは打って変わり仕事ができる人にはこういった先進の技術に携わり人的資本が育ち、より良い企業に転職するといったことが起こり始めるのもあり得ると個人的には考えております。

もう安定した企業に就職できたらそれなりに幸せな人生が送れるといった考えが通用しなくなってくる可能性もありますね。(正直歓迎しておりませんが)

ここまであえて厳しい考えを書きましたが少し優しい考えを書いていきます。

IoT・DXも業務に取り入れられていると少し前に書きましたが、これは一人一人の業務負担を減らすために取り入られている背景があります。

え?仕事楽じゃないの?

と思われると思いますが、そうです正直取り入れなくても仕事は楽ですしなんなら今後の変革に備えて従業員は増やしていく予定なのです。

こういった取り組みは一部の人に業務が集中しそうなのが今から予想できますが、殆どの人は仕事面でのメリットが大きいです。

やはり人々の生活を守るための義務を背負っていることがあります。

プライベートの時間でも出社するリスクをなるべく減らすことの注力が注がれています。

まとめ

エネルギー系インフラ企業についてのあれこれを紹介しました。

この記事を見て就職したいと思ったり嫌だと思ったり人それぞれだと思いますが。

実際に働いている自分からするとそれなりに満足しております。

基本的に社会的な責任能力や他人との調和が大切になってきます。

もし反響が良かったら適度にアップデートしていきます。

聞きたい事がありましたら連絡を頂ければ御教えさせていただきます。

それではまた!!