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私の主力ETFであるVTIについてまとめてみました。
一緒にVTIの積立をしている方が増えたら嬉しいです。
VTIとは
正式名称はバンガード・トータル・ストック・マーケットETFといいます。
ちなみにVTIとはティッカーといい米国株やETFの個々の銘柄を識別する記号となります。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動した商品で経費率は驚愕の0.03%
経費率とは運用するために必要な費用であり、毎日少しずつ引かれています。
長期での積み立てを考える場合に経費率はとても重要となります。
そのため経費率0.03%というのはとてもありがたいですね。
バンガード社のETFは低い経費率でありおすすめです。
VTIの強み
米国株の殆どをこれ1本でカバーできる強みがあり、また歴史的にインデックスファンドは多くのアクティブファンドに打ち勝ってきた事から定期的に積み立てるメリットが十分にあるでしょう。
またインデックスファンドの何よりのメリットは個別銘柄の精査を行う時間短縮になることだと個人的には思います。
例えば米国株はVTIに絞り日本株の銘柄の精査に時間を割いたり、趣味に時間を使うことも重要だと思います。
時間はみな平等にあるものです、普段から忙しい方や投資に時間を掛けたくない人などにはもってこいの商品ではないしょうか。
VTIのチャート
2009年のリーマンショック、2019年のアップルショック、2020年のコロナショックなど大きく値を下げる時もありますが右肩上がりのチャートを描いています、長期で積み立てるには十分な実績があることが伺えます。
ここ最近大幅に上昇していることから少々値を上げすぎているくらいにも感じます。
分配金
分配金利回り
約1.2%
分配金は年4回で
3、6、9、12月となります。
2016年からの分配金をまとめました。
2021年
日付 | 分配金 |
2021/03/25 | 0.6716 |
2021/6/29 | 0.6753 |
2020年
通貨単位:米ドル
日付 | 分配金 |
2020/03/26 | 0.6136 |
2020/06/25 | 0.6999 |
2020/9/25 | 0.6741 |
2020/12/24 | 0.7818 |
合計 | 2.7694 |
2019年
通貨単位:米ドル
日付 | 分配金 |
2019/03/25 | 0.7720 |
2019/09/16 | 0.5472 |
2019/06/17 | 0.7000 |
2019/12/24 | 0.8855 |
合計 | 2.9047 |
2018年
通貨単位:米ドル
日付 | 分配金 |
2018/03/22 | 0.5661 |
2018/06/22 | 0.6034 |
2018/09/28 | 0.7142 |
2018/12/24 | 0.7209 |
合計 | 2.6046 |
2017年
通貨単位:米ドル
日付 | 分配金 |
2017/03/24 | 0.542 |
2017/06/21 | 0.575 |
2017/09/22 | 0.553 |
2017/12/21 | 0.673 |
合計 | 2.343 |
2016年
通貨単位:米ドル
日付 | 分配金 |
2016/03/15 | 0.480 |
2016/06/14 | 0.469 |
2016/09/13 | 0.539 |
2016/12/20 | 0.727 |
合計 | 2.215 |
日本株のみに投資されている方には嬉しく感じると思いますが米国株の場合は配当や分配金は年4回が主流です。
ここ最近の分配金は米国株の値上がりによって低めとなっているが、過去の分配金利回りは2%前後が多く、四半期毎の分配金は左右されますが近年は毎年上昇基調となっています。
米国は株主還元の意識が強く毎年増配する企業が多いことが分配金の上昇を助けていると思います。
2020年は前年と比較すると減配となってしまいましたが2021年の3月の分配金では無事時増配されたことで今後の増配にも期待したいところですね。
代表的な構成銘柄
2020/12/30時点
構成銘柄上位は
アップル | 5.4% |
マイクロソフト | 4.4% |
アマゾン | 3.6% |
アルファベット | 2.7% |
フェイスブック | 1.7% |
テスラ | 1.4% |
バークシャーハサウェイ | 1.1% |
J&J | 1.1% |
JPモルガン | 1.0% |
VISA | 1.0% |
上記の銘柄で23.3%を占めています
巷で有名はGAFAM が上位を席捲しており、その他の企業も有名なところばかりです。
どうしても時価総額の高い企業の比率は大きくなってしまうため、中型・小型株の比率を高めたいならば中型・小型株のETF等で対応するのも有りかもしれません。
昨年のテスラの大幅な上昇によりランクインしております。
セクター別の構成比率について
米国株の殆どを網羅しているため分散に関しては問題ないと思います。
もし気になる場合は構成比率の低いセクターを個別株で補完するものありかもしれませんし、分配金が2%付近とそれ程高く無いことから高配当ETFや高配当銘柄等を買うことでインカムゲインを増やすのもありかと思います。
まとめ
・長期で見ればチャートは右肩上がり
・分配金も利回りが低いが長期では上昇は期待できると思われる
・分散に至っては問題なし
米国株に投資したい場合は日本に住んでいて英語が出来なくてもこれ1つでどうにかなると思います。